横型のランドセルは使いにくい!?選び方と魅力を徹底検証
横型のランドセルはヨーロッパ調でとってもおしゃれ!「うちの子にもあんなのを背負わせてあげたい」と思っているパパママも多いのではないでしょうか?
横幅が広いので「ワイド型」「ワイドタイプ」などとも呼ばれますが、素敵なデザインでかっこいい反面、バランスを崩しやすいなど、心配なところもあるようです。個性が強いので万人受けタイプではないのですね。
横型だからこそのメリットとデメリットがあるので、これらを踏まえて横型ランドセルの選び方を考えていきましょう。素敵な横型ランドセルを男女別に紹介するので、気になっている人は必見ですよ♪
また、先輩ママの口コミや多くの人が知りたいと思っているアレコレをQ&A形式でわかりやすくお伝えしていきます。
横型ランドセルの使い勝手は?後悔しない?メリットとデメリット
ランドセルが横型になっていると、従来の縦型とはどんな違いがあるのでしょうか?メリット・デメリット、双方から魅力を考えていきます。
見た目も使い心地も満足のメリット
★クラシカルでワンランク上のおしゃれ感
思わず振り向いて見たくなるようなレトロな雰囲気と上質なおしゃれ感は別格。ヨーロッパ調のデザインにひと目惚れしてしまったママも多いのでは?
★教科書を出し入れしやすい
間口が広いので中身を取り出しやすいのは大きなメリットです。いろいろ詰め込んでしまったときでも必要なものがすぐに取り出せて、使い心地抜群♪
★教科書の背表紙が見える
教科書を探すのにあれこれ取り出して「これじゃない」と苦労した経験はありませんか?横型なら背表紙を上にして入れるため、教科書をすぐに見つけられます。
★収納量が大きい
横型の傾向として、縦型よりゆったりとしたものが多いです。内寸で比較してみると0.5cm~1cm程度大きいようです。
また、前ポケットは縦型より幅広になるのでその分使い勝手が良くなります。筆箱や教材などを上手く組み合わせてスッキリ収められそうですね。
収納力があるとサブバッグがいらないぶん両手を開けられて通学の安全にもつながります。
★座ってもランドセルが地面につかない
従来の縦型ランドセルは縦の長さがおおよそ33cm前後。横型は25cmほどなので、10cm近く短いことになります。ランドセルを汚したくないおしゃれさんなら、ここは大きなポイントです。
★底が浅い
横型は文字どおり横に長く、縦に短いタイプ。底が浅いので腕が短い小柄なお子さんでも使いやすいでしょう。また、ランドセルは気づかない間にゴミや消しゴムのカスなどが溜まってしまうもの。中が見えやすいので掃除もラクラクですよ。いつもキレイを保てます。
こんなはずじゃなかった…意外な落とし穴のデメリット
★学校で禁止されていることもある
小学校によっては横型ランドセルを禁止していることがあります。せっかく気に入った横型を買っても、買いなおさなければならなくなった、という口コミもありました。購入前に確認しておきましょう。
★ロッカーに入らない
学校のロッカーは縦型ランドセルを想定して作られていることがほとんどです。サイズによってはロッカーに入らないかもしれません。こちらも購入前に確認しておきましょう。
★すれ違ったときにぶつかりやすい
肩幅より広いのですれ違う人や自転車、電信柱、車などに当たってしまう可能性があります。お子さん本人が気をつける必要があります。
★小さい子は重心が安定しない
横幅が広いということは、揺れやすくバランスがとりにくいということ。お子さんの体格にもよるので試着して確認するのがおすすめです。
★同じランドセルの子がいない
横型は学年に1人いるかどうかのレアなモデルです。お子さんによっては、みんなと一緒ではないことが心の負担になることもあります。
★カバーが合わない
学校から指定される交通安全などのカバーは基本的に縦型ランドセル用です。横型はママが手作りしたり横型にリメイクしたりと、工夫が必要。雨カバーは横型用はかなり少ないので、ランドセルを購入するときに一緒に購入するといいかもしれません。
~購入する前のチェックポイントまとめ~ ✅ひとりだけ違うランドセルでも大丈夫か ✅学校で禁止されていないか ✅教室のロッカーに入るか ✅歩いたときにふらつかないか ✅交通安全カバーと雨カバーが用意できるか ✅人や車にぶつからないように注意して歩けるか |
半かぶせの良さが最大限に光る!女の子の横型ランドセル3選
横型ランドセルは背面で留める半かぶせなのでおしゃれ度が高くなります。女の子が好きなロマンティックなデザインもありますよ!
LIRICO サッチェル

- カラー:ハニーブラウン、ブリックレッド、ココアブラウン
- 価格:69,120円(税込)
- 重さ:約1,310g





まるでおとぎの国のお姫様のような美しさにハッとする人も多いのではないでしょうか?レースの刺繍や可憐な内装など、気分は小さなレディ♪雨カバーが付属品としてついてきます。
キッズアミ カジュアル横型 55414

- カラー:ピーチブロッサム×ベビーピンク、キャメル、チョコ×ピンクステッチ、ミラノレッド、ピンクベージュ、サックス×ピンク
- 価格:60,480円(税込)
- 重さ:約1,000g





大きな横型ランドセルは重そうに見えるかもしれませんが、こちらはなんと1,000gとかなり軽量!しかも大マチを補強するスーパーダブルプレス加工で型崩れを防ぎます。
オリジナル交通安全カバーがついてきますよ♪
nom-net-bag スタンダードクラリーノFランドセル

- カラー:ベージュ、キャメル、ボルドー
- 価格:52,686円(税込)
- 重さ:約1,150g





無駄のないシンプルさの中に美しさが光るランドセルですが、カスタマイズ用のアクセサリーでカスタマイズが可能♪別売りで専用の交通安全カバーがあります。
シンプルでもおしゃれにキメる!男の子の横型ランドセル3選
キッズアミ カジュアル横型 55414

- カラー:ネイビー、クロ×ブルーステッチ、ブラック×レッドステッチ
- 価格:60,480円(税込)
- 重さ:約1,000g





横型ランドセルのなかでも人気が高いのがこちらのキッズアミです。軽くて丈夫、しかもオリジナル交通安全カバーがついてくるとあって、ボクもママもみんな満足♪
カザマランドセル カジュアルワイド
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- カラー:ショコラ、キャメル、ベージュ
- 価格:48,000円(税込)
- 重さ:約950g





なんと950g!1kgを切る軽さ!小さな新一年生でも楽に背負えそうですね。プチカスタマイズが可能なのでオンリーワンのおしゃれができます♪
HERZ 横広タル型ランドセル R-52
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- カラー:キャメル、チョコ、グリーン、レッド
- 価格:63,720円(税込)
- 重さ:約2,050g




上質な本革の魅力いっぱいの大人っぽさが光りますね!卒業しても背負えるので一生のパートナーとしてもおすすめです。
重さが気になるところですが、満足の口コミが多いランドセルです。
先輩ママに聞きました!横型にしてどうだった?口コミ特集
横型ランドセルは珍しいタイプだけに、どうかな、と思ってもなかなか身近に横型を持っている人はいないもの。
まずは先輩ママの口コミから使い心地を探っていきましょう。
大きな横型ランドセルは重そうに見えるかもしれませんが、それほど重くないようですね♪
色や形がみんな違うのは最近ではごく自然に受け止められるようです。
ランドセルカバーについての口コミはけっこう多かったです。リメイクはママの頑張りどころかもしれません。
一人目のお子さんのときに良かったから次の子も……というケースは多いようです。実際に使ったからこそ自信をもって選べますね!
見た目がいいと丈夫さを心配する人がいますが、リリコは口コミの評価も高かったです。
横幅があるというのはどうしても重心がブレやすく、最初は歩きにくいかもしれません。お子さんが気に入っているなら、入学前に2~3kgぐらいのものを入れて歩く練習をすると体力づくりにもなりますよ。
これが知りたかった!横型ランドセルQ&A
多くのママが抱えている横型ランドセルへの疑問について答えていきます。
Q1:ひと目で気に入ってしまったけど、即買いは後悔する?
衝動買いはおすすめしません。横型ランドセルは見た目が可愛くて教科書の出し入れがしやすく、収納力抜群ですが、一方でデメリットもあります。
実際に使うお子さんがデメリットを納得したうえで横型を選ぶか、みんなと違うことで疎外感を感じたりしないか、といったこともよく話し合って選びましょう。
Q2:雨の日はどうしたらいい?
雨が降っている日でも、縦型なら背負ったままレインコートを着られます。ところが横型は横幅が広いのでレインコートには入りません。
無理にレインコートに入れようとせず、横型用のランドセルカバーをつけるのが良いでしょう。
ランドセルカバーの手作りについてはこちらで解説しています。
Q3:横型を使っている子はどのぐらいいるの?
地域や学校によって違うので一概には言えませんが、学年に1人いるかどうか、というのが最近の傾向のようです。
Q4:教科書やノートを真っすぐに入れるにはどうしたらいい?
教科書の背表紙を上にして入れるので、中身が少ないと教科書の底に当たる部分が曲がってしまうことがあります。常にページ部分が底に当たるので曲がったり折れ目がついたり、教科書が傷みやすくなるので、この点は気をつけたいところです。そんなときは仕切りを活用すると折れを軽減できますよ。
収納力抜群のワイドなランドセルで究極のおしゃれ通学しよう!
なかなか見ることがない横型ランドセルですが、レトロでヨーロッパを思わせるスタイリッシュなデザインは他にはない魅力。
使っている人が少ないだけにデメリットもありますが、なにより本人が納得して気に入っていることが大切です。お子さんとママの二人三脚で、素敵なオンリーワンを見つけましょう!
思ったより小さくて軽かった!
横型ランドセルは大きいから重いと思っていたのですが、思ったより軽くてビックリ!たった1,000gしかないから、縦型より軽いかも。
(女の子/キッズアミ カジュアル横型 55414/ピンクベージュ)